かかとのガサガサの原因は?おすすめケアグッズ11選!
かかとのガサガサ、ひび割れにお悩みではないですか?
お母さんのかかともガサガサしてたし、歳をとればみんなガサガサになるんじゃないの?
体質だから仕方がないんじゃないの?
と諦めているかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです!
もちろん、かかとのガサガサには年齢や体質も多少関係ありますが、ケア次第で克服可能なんです。
このページでは、かかとのガサガサの原因や対策、おすすめグッズをご紹介していきます。
ぜひ目を通して、滑らかなつるつるかかとを手に入れましょう!
■目次
かかとが「がさがさ」になる6つの原因
まずはかかとがガサガサになってしまう原因を見ていきましょう。
1.刺激
圧迫や摩擦による「刺激」が、がさがさかかとの原因です。
足の裏は、人の体重を支えているため、常に負荷がかかっています。
普通に立っているだけでも、約60%の体重が、かかとに乗っています。
更に、歩く時は体重の約3倍、走る時は体重の約5倍以上の負担がかかるんだとか。
かかとは、日常生活において、常に歩行などによる「圧迫」や「摩擦」といった刺激をうけているため、おのずと角質層が硬く厚くなっていきます。
そして、角質が厚くなりすぎてしまうと、水分が行き渡りにくくなり、乾燥してひび割れ、ガサガサになってしまうのです。
参照元:鍛えるインソール【BAREFOOT SCIENCE】
2.乾燥
足裏には脂の出る「皮脂腺」がありません。
顔や体は、乾燥を感じると皮脂を出して肌を守ろうとしますが、皮脂腺がないかかとは、いくら乾燥しても自ら潤いを作り出すことができません。
本当ならば、足も顔同様に、油分を与えて保湿をする必要があるのですが、かかとの保湿はおろそかになりがち。
保湿などのケアをしないため、さらに足裏が乾燥し、角質が厚くなり、ガサガサになってしまいます。
3.血流が悪い
血流が悪いことも、かかとのガサガサを招く原因の1つです。
血流が悪くなると、新陳代謝が落ちてしまうため、皮膚のターンオーバーが遅くなります。
すると、本来なら自然にはがれ落ちるはずの古い角質が肌に残り続け、どんどん角質が分厚くなってしまうのです。
4.栄養不足
肌の保護に必要な栄養素の不足も、ガサガサかかとの原因に。
特にビタミンや亜鉛不足は良くありません。
偏った食事や生活の乱れが、かかとに現れてしまっているのですね。
5.骨盤のズレ
実は、骨盤の歪みによってもガサガサかかとを招く場合があります。
骨盤のゆがみが原因で、体の重心が偏って歩き方がゆがんでいると、かかとに体重がかかりすぎることがあります。
すると、どんどん角質が厚くなり、「ガサガサ」の原因に。
骨盤をリセットする運動を、普段の生活に取り入れると良いですね。
骨盤の歪みチェックと、骨盤のリセット方法で参考になりそうなサイトを見つけましたので、良かったら参考にどうぞ!
⇒ 骨盤の歪みチェックとリセット運動のやり方を見る【オムロン】
6.水虫
実は、水虫が原因でかかとがガサガサになることもあるのです!
水虫は男性に多いイメージですが、近年では、パンプスやブーツなど「通気性の悪い靴」を履く女性にも増えています。
かかとに多いのは「角質増殖型」の水虫です。
痒みが少なく、カサカサと粉をふいたような見た目になるのが特徴です。
カカトのがさがさが水虫かどうかを、見た目で判断することは難しいですが、
- かかとのガサガサ・ゴワゴワが夏になっても続く
- きちんと保湿をしても全く変化がない
という場合は、皮膚科を受診し、医師に水虫かどうか判断してもらうことをおすすめします。
がさがさかかとのケア方法5つ
がさがさかかとを改善するために、家庭で出来るケア方法5つをご紹介していきます!
1.保湿の徹底
朝晩2回の保湿を
まず最初にやっていただきたいのが、保湿の徹底です。
前述したように、足の裏には皮脂腺がありませんので、自ら潤いを作り出すことができません。
かかとが乾燥すると、角質が分厚くなり、角質が分厚くなると、更に乾燥が進んでしまう・・・という悪循環に陥ります。
朝晩2回、顔のスキンケアと同じタイミングで、かかとにも保湿クリームを塗りましょう!
尿素配合クリームがおすすめ
ガサガサがひどい場合には、尿素が配合されたクリームがおすすめです!
尿素には保湿効果だけでなく、固くなった角質を柔らかくする効果が期待できます。
尿素配合クリームの注意点
尿素は、タンパク質を分解する作用があるため、使い続けると必要な角質も分解してしまう可能性があります。
必要な角質が分解されると、肌のバリア機能を低下させてしまう原因に。
特にガサガサしていないかかとや、かかとのガサガサが改善されてきたと感じたら、使用を控えましょう。
保湿のあとは靴下で保護を
保湿クリームを塗ったあとは、靴下でかかとを保護しましょう!
べたつきの防止にもなりますし、補った水分を保持しやすくなります。
ムレが気になる方は、かかと専用の靴下が便利ですよ。
最近は保湿クリームを塗る必要のない、「かかと専用靴下」の種類も充実しているので、そのようなグッズを使用するのも手ですね!
2.角質ケア
厚くなってしまった角質には下記のような対策方法があります。
古い角質を削りとる
昔からある対処法として「削る」という方法があります。
すぐに成果がみえることがメリットです。
やすりや軽石で角質を削るのが一般的ですが、皮膚を傷つけやすいというデメリットがあります。
刺激でかえって皮膚がかたくなってしまうことがありますので、多くても1~2週間に1回程度におさえましょう。
できれば、皮膚科などでプロに削ってもらうのが理想です。
スクラブで擦り落とす
スクラブ入りのクリームやジェルを使ってケアする方法もあります。
スクラブ入りのクリームやジェルをかかとに塗ってマッサージをすると、細かな粒子で古い角質をこすり落とすことが出来ます。
やすりや軽石に比べると、肌を傷つける恐れが少ないため、比較的安心して行うことができます。
とは言え、スクラブも、やりすぎてしまうとかえって角質が厚くなってしまう恐れがあるため、週に1回ほどにしておくほうが良いでしょう。
ピーリングで古い角質をはがす
手間をかけずに角質ケアをしたいなら、ピーリングジェルやピーリングパックもオススメです。
ピーリングジェルやパックには、フルーツ酸やサリチル酸など、角質を柔らかくする成分が配合されているため、古い角質を除去する効果を期待できます。
使用方法は至って簡単。
ピーリングジェルの場合は、かかとに適量を塗り、クルクルとマッサージし、拭き取るor洗い流すだけ。
ピーリングパックは、薬液に足を浸して30〜60分程度放置するだけ。
様々な商品が販売されていて、肌質や状態に合わせて、好みのものを選ぶことができるのも嬉しいポイントですね。
ただし、ケアを過剰にやりすぎると、ターンオーバーが通常よりも早くなり、逆効果になるため、製品に書かれた使用頻度は必ず守りましょう。
3.体を冷やさない
血行不良は、肌に必要な栄養分が行き渡らなくなり、ターンオーバーの乱れを招きます。
心臓から遠いかかとは、冷えやすいので、靴下を履いたり、マッサージなどをして、冷やさない生活を心がけましょう。
4.かかとへの負担を減らす工夫を
靴選びにも注意を
かかとへの負担を少しでも減らすために、靴選びにも気をつけましょう。
サイズや形が合っていない靴は、かかとへの衝撃や摩擦が起こりやすくなります。
クッション性のある靴を選んだり、厚めのインソールを入れると、かかとへの負担が軽減されますよ。
靴下やスリッパを履く
家の中でも裸足はNGです。
靴下やスリッパで、床と足の間にワンクッション入れるだけでも、かかとへの刺激を減らすことができます。
かかとがガサガサしている間だけでも良いので、靴下やスリッパを履く習慣をつけましょう。
5.食生活の改善
栄養不足によるかかとのガサガサには、ビタミンDやビタミンE、亜鉛を補うと良いでしょう。
ビタミンE・・・ナッツ類など
亜鉛・・・牡蠣やしじみなど
日頃からバランスの良い食生活を心がけることで、かかとのガサガサはもちろん、美肌作りにも役立ちますよ。
がさがさかかとの対策におすすめのアイテム
それでは、がさがさかかとの対策におすすめのアイテムを見ていきましょう。
「保湿クリーム」「角質除去グッズ」「かかと用靴下」に分けてランキング形式でご紹介します!
かかとの保湿対策クリーム・おすすめ5選
まずは「保湿」におすすめのクリームのご紹介です!
1位.トプラン「かかと専用クリーム」
角質を柔軟にしてくれる尿素と、保湿成分である、桃葉エキスやアロエエキスが配合されています。
スクワラン、ホホバ油といった油分もしっかり補給できるので、かかとのしっとり、すべすべ効果を実感できるはず。
価格もお手頃で無香料なのも嬉しいポイントですね♪
2位.フェルゼアクリーム
資生堂のフェルゼアシリーズもおすすめです。
フェルゼアシリーズは口コミでもかなり評価が高く、乾燥によるお肌のカサつきに効果的と評判です。
かかとには、「フェルゼアクリームM」もしくは「フェルゼアHA20クリーム」がおすすめ。
「フェルゼアクリームM」には10%の尿素を、「フェルゼアHA20クリーム」には20%の尿素を配合しており、かかとの乾燥やごわつきの改善に効果が期待できますよ。
高い保湿成分である「ヒアルロン酸ナトリウム配合」なので、かかとを保湿し潤いを与えてくれるでしょう。
尿素配合クリームを初めてお使いになる方は、まずは10%の尿素配合の「フェルゼアクリームM」から試してみてはいかがでしょうか?
3位.ユースキンA(ポンプ)
ひび・あかぎれ・しもやけにも効果的な、ビタミンE配合のクリームです。
ビタミンEを始めとした4つの有効成分である
- ビタミンE酢酸エステル(血流改善)
- グリチルレチン酸(消炎成分)
- dl-カンフル(消炎成分)
- グリセリン(柔軟保湿成分)
が、水分が保たれた滑らかなかかとへと導いてくれるでしょう。
昔からある製品なので、安心して使うことができますね!
常に清潔な状態で使える、ポンプタイプがオススメです。
4位.なめらかかとスティック
なめらかかとスティックは、ワセリン・ヒマシ油などのオイルをギュッと固めたスティックタイプのクリームです。
天然保湿成分である、オリーブオイル・スクワランも配合されており、高い保湿効果が期待できますよ。
スティックタイプなので、手が汚れないですし、気軽に持ち運びができるのが魅力です。
5位.かかとつるつるクリーム
『かかとつるつるクリーム』は、尿素と海洋性コラーゲン配合で、ガサガサのかかとをキレイによみがえらせてくれます♪
足だけではなくハンドクリームとしても◎。
Amazonのレビューでも非常に評価が高いので、試して見る価値はありそうですね!
かかとの角質除去グッズ・おすすめ3選
続いて、厚くごわごわになってしまったかかとの角質を取り除くためにオススメのグッズをご紹介します!
1位.ベビーフット「イージーパック」(60分タイプ)
ベビーフットは、足裏やかかとの角質を削らずにキレイにするピーリングタイプのパックです。
ケミカルピーリングに使用されている成分が入った薬液に足を浸して放置し、流すだけの簡単ステップ。
使用後2日~10日間で、足裏の角質が摩擦ではがれおち、キレイなかかとが蘇ります。
長年溜まった厚い角質にも効果大です!
2、3ヶ月に一度のスペシャルケアとして取り入れるとよいですね。
2位.サロンフット「角質ピーリングスクラブ」
こちらはスクラブタイプの角質ケアアイテムです。
洗浄・保湿・角質除去がこれ1本で出来る優れもの。
アルガン、ホホバ、シアバターの植物オイル配合なのでかかともしっかり潤うでしょう。
お風呂で簡単にマッサージするだけという手軽さも嬉しいですね♪
3位.ドクターショール「ベルベットスムース電動角質リムーバー」海洋ミネラル
初心者でも簡単に使えるのが魅力の角質リムーバー。
電動なので均一に古くなった角質を削れます!
ヘッド部分に海洋ミネラルパウダーが使用されているので、ソフトで滑らかなかかとに近づけるでしょう。
病院で削ってもらうのが面倒な方にオススメです。
履くだけ簡単!かかと対策靴下・おすすめ3選
最後に、かかと対策の靴下をご紹介していきます!
1.かかとクリニック
口コミで非常に評価が高いのがかかとクリニック。
履くだけでかかとのがさがさを解消してくれるスグレモノ。
就寝用、普段用など、何枚も買い揃えている方もいるんだとか。
裏面に遠赤外線効果を持った素材を使用しているのでいつでも快適ポカポカです。
冷え性の方にもおすすめです。
2.ドクターショール「かかと集中保湿ソックス」
ドクターショール かかと集中保湿ソックスも、寝ている間にはくだけで、翌朝のかかとがスベスベになると評判です。
かかと部分に保湿成分(ミネラルオイル)配合ジェルパッドが使用されており、かかとの角質層に浸透して潤いを与えてくれます。
この「ミネラルオイル配合ジェルパッド」は、米国の専門機関で皮膚ケアにも使用されているそうですよ。
つま先部分がない、オープントゥタイプなのでムレが気になる方にぴったりです。
3. レッグオン「はくだけ簡単かかとケア」
1,000円以内で買えるのが魅力の レッグオン はくだけ簡単かかとケア。
シルクプロテイン入りのシリコンラップでかかとをしっとり、つるつるにしてくれます。
生地が薄手なので、靴下などの重ね履きもOK!
おでかけの際に使えるのも嬉しいですね。
快適な履き心地のオープントゥタイプです。
まとめ
かかとのケアは、ガサガサになったから慌ててするのではなく、定期的に行うことが大切です。
日頃から、かかとの保湿を日課にし、お家の中でも靴下やスリッパを履くようにしましょう!
かかとにまで気を配って、頭から足までつるつる、ピカピカを目指しましょう!